前回は、私うさぎの大学生時代について
卒論を進めること自体より
卒論テーマの方が大変でした、と先述しました。
どういうことか?
それは以前ブログ内で書いた通り、
動物保護施設の訪問の時。
残酷な現実、痛々しい姿の動物たち。
それを目の当たりにして、この分野の全てから逃げ出したい感情に駆られました。
「動物を助けるってどういうことだろう」
「自分はこの分野にいたら、あまりの辛さに病んでしまうだろう」
今まで待ち合わせていた自分の中の
〝動物のために!〟の精神は、
その現実と向き合い、動く人たちには到底及ばない偽善なんだと、
呆然とした記憶があります。
それはある意味の挫折だったかもしれません。
そんなこともあり
さて、卒業後にはどんな仕事に就きたいか。
それはそれはとても悩みました。
一般的な動物病院か、ドッグトレーナーか…はたまた??
“動物が好き”が自分の代名詞のように思っていたけれど、
当時は動物関係の仕事は本当に安月給で、しかも一般企業のような安定もない。
この業界の厳しさを知り、己の動物愛に自信がなくなる思いでした。
動物が大好きなのに、動物の仕事に就いたが為に自分の余裕がないなんて、それは幸せなのか??
いろいろ考えました。
そして、一旦は〝会社〟というものを知るべく、
大手の企業に就職。
アパレル店員として接客業をして、
ありきたりですが、お客様の喜ぶ顔、ありがとうの言葉を直にもらうことの喜びを感じました✨(^^)
その後、結婚や引っ越しの為に転職もし、
正社員の事務職も、パートの接客業も、それはそれはいろいろやってきました。
ただ、子供が産まれてからは、仕事の選び方が
「近い・臨機応変に対応できること」に変わり、
自分のやりたいことというよりは、生活を円滑にするための選び方をしていました。
まだまだ世の中の多くは、母親が子供のさまざまな状況に対応することが多く、
それは身体的な問題、生物学上の問題から、やむを得ないものもあると思います。
しかし、ひとたび〝母親〟になると、そのやむを得ない範囲を超えてまで自己犠牲をする
そんなことはありませんか?
私はついこの間までそうでした。
母親であるが故に自分への縛りをたくさん作っていました。
そういう思考である限り、
仕事は〝条件〟で選ぶことになるんですね。
でも、そうやって過ごしていると、
社会人歴約20年、本当にやりたくて選んだ仕事は何か?
自分らしく働けたのはいつか?
わからなくなってくるんです。
この感覚のどっぷり浸かってしまった人は、仕事ややりたいことを選ぶ権利さえ感じないかもしれない、まるでマヒしたような怖い感覚かもしれません。
私うさぎの場合、そこに一石を投じてくれたのは、今の夫マン、友人、今いる職場の人達。
(本当に周りに恵まれている!!)
・やりたいことは何?
・なんだって、やればできる
・最悪な事態が起こっても、それは命に関わることではない
・あなたの良さは〇〇だよ
・あなたならできるよ
これらを教えくれたのは、周りの人達。
自分以上に自分を信じてくれる人がいるって、こんな体験ができただけでも
うさぎの人生は幸せでしかないです✨
以前の自分は 周囲にそう言われても頑なに、
何か自分の好きなことをするのは「無理だ」とか「縛りがあるからできない」とかごちゃごちゃ言って拒絶してました。
でもその言葉を紐解いていく先にあったのは、
恐怖心でした。
至ってシンプルな理由。
失敗する→自分の能力のなさ、恥ずかしさを露呈することになる。
これがどうしても怖くて、できない理由で固めていたんだと思います。
ちなみに今の自分は、やってみて、仮に失敗しても得るものはあるし、一歩踏み出した勇気だけでも立派じゃん!って言える。
子供たちに、挑戦する姿や、失敗しても大丈夫なんだということを 身をもって見せることができる。
子供たちがある程度手を離れてきた今だからこそ、そういう時期に来られたのかもしれません。
では、肝心の、何が好きで、何がしたいのか。
次回からは、そこに焦点をあてて書いていきたいと思います!🔜
今日のひとこと🐾
どんな自分をも受け入れられた時
人間は強くなれるものだなぁ
【ここまでお読みくださりありがとうございます♪ドッグラン&カフェ開業を志す理由•その他もろもろ、ブログ更新していく中で明かしていきますので、読者になっていただけますと幸いです🙆♀️また、お気軽にコメント✏️頂けると嬉しいです♡】